ThinkLink 実践ガイド / 現場と運用
ThinkLink の端末一括取込み:識別子・テンプレート・更新範囲
新規作成と更新を区別し、位置コードとテンプレートを検証してから、小さな単位で設定変更を進める方法です。
EUI で端末を特定し、現行版のエクスポートから必要な列だけを残します。少数の結果を確認してから拡大し、テンプレートによるリセットは別の操作として評価します。
新規作成と更新を区別する
取込みは新規作成だけではありません。文書では同じ EUI があれば設定更新、なければ作成と説明されています。各行を対象組織の既存レコードと照合してください。同じ名称でも別端末の場合があり、名称を変えても EUI が同じなら更新対象です。新規件数、更新件数、変更項目を事前に記載し、EUI 列は文字列として先頭ゼロを保持します。資産番号やゲートウェイの EUI を端末の EUI と混同しないでください。処理後の総件数だけでは各行の結果を証明できません。
現行の書式で列を絞る
対象版の正式なエクスポート機能から例を取得し、EUI と変更する列を残して不要な列を削除します。空欄が多い古い表をそのまま使い、「元の値を保持するはず」と考えないでください。列の省略、空値、既定値は項目ごとに意味が違う可能性があるため、文書とテストで確認します。LoRaWAN の鍵を含むファイルは認証情報として扱い、公開資料に入れません。端末レコードと LoRaWAN プロファイルは別の対象で、管理情報の取込みだけで入網認証が整ったとは言えません。
位置とテンプレートを先に確認する
location_code は既存位置を参照する必要があります。無効コードでは位置が空のまま処理が続くため、成功表示だけで関連付けを判断しません。テンプレートの物モデル、RPC、属性、転送規則も確認します。テンプレートリセットは複数の設定群を置換するので、一項目の追加変更とは異なります。古いテンプレートに転送規則がなければ、転送しない既定状態へ戻ることがあります。設定済みテスト端末と新規レコードの両方で試し、既存の関連付けと業務設定が期待どおりか確認します。
小さな単位で処理して読み戻す
型式や設定差でグループを分け、各グループから少数を先に検証します。処理前に EUI、現値、期待値を記録し、処理後は詳細画面か正式 API で識別子、位置、モデル、変更値を読み戻します。タイムアウトや曖昧な結果では、現在状態と処理結果を確認してから再実行を判断します。全ファイルを即再送すると成功済みの行も再び上書きされます。一括パラメーター変更のチェック項目と表計算取込みの列規則も別なので、同じ意味だと推定しないでください。
- EUI で新規と更新を分類する。
- 不要な列を除きテンプレートを確認する。
- 新規と更新の両方を少数で試す。
- 読み戻してから再処理や次の群へ進む。
成功画面より変更記録を渡す
バッチ名、日時、テンプレート版、行ごとの成功と失敗、読み戻し結果を保存します。エクスポートは設定復元に役立っても、履歴、関係、鍵を含む完全バックアップとは限りません。名称や位置だけなら設定と検索範囲を検証し、モデルを変えたなら実際の上報解析も確認します。予期せぬ置換が見つかったら次のバッチを止め、現値を比較して合意済みの復元手順を使います。何が変わったか分かる対象別記録が、単なる成功スクリーンショットより保守に役立ちます。
よくある質問
同じ EUI を再取込みすると二台になりますか。
現行文書では既存端末の更新です。対象と変更範囲を先に確認します。
一項目の変更をテンプレートリセットで代用できますか。
複数の設定群を置換するため適しません。目的の範囲に合う操作を選びます。
参考資料と関連情報
以下の公式資料に基づいて作成しています。図は方法の説明用です。正確なメニュー、項目、機能は対象バージョンの資料をご確認ください。リンク先は中国語です。